民主党、社民党、国民新党の間での連立合意が8日にも行われるというニュース。
8日にも連立合意=閣内で党首級協議-民主

 民主党は7日、連立政権協議で社民、国民新両党が求めている与党間の政策調整機関について、両党の党首級に入閣を要請し、必要に応じて閣内で協議する仕組みを設けることを決めた。3党政策責任者による閣外での協議にも応じるが、政策決定一元化の観点から事前審査機能は持たせない方針。社民党も大筋で理解を示しており、3党連立協議は外交・安全保障政策などがまとまれば、8日にも合意する見通しとなった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090907-00000124-jij-pol

民主党は衆議院では単独で絶対安定多数を保持しているから、本来、連立の必要性さえない。にもかかわらず、社民党、国民新党と連立を組むのは、参議院での過半数を目指してのことだろう。

しかし、そもそも、社民党は左翼政党であり、民主党創設時に合流しなかった、民主党とは意見を異にする政党だ。そして、国民新党は、自民党の中で小泉政権による構造改革路線に守旧派の立場から異を唱えた集団である。つまり、民主党が打破しようとしている既得権を守ろうとする勢力のはずなのである。

そもそもが政党としての一体性を持たない民主党が、民主党より左、そして民主党より右の政党と連立をしようとは、ますます、民主党政権が何をしようとしている政権なのかわからなくなるのは私だけではあるまい。

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