ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」が日本から撤退することが決まった。これはウェンディーズの日本の運営元であるゼンショーがウェンディーズ・アメリカ本社との契約更新をしないことを決めたため。
個人的には、ハンバーガーは好きだ。普段はマクドナルドのハンバーガーを口にすることが多いが、ウェンディーズはマクドナルドよりも一つ格上のハンバーガーだと思っている。レタスやトマトをふんだんにつかった、ウェンディーズのハンバーガーこそ、本当のハンバーガーなんだと思う。もちろん、値段はその分高い。昨今のデフレ不況の中続く、外食産業による値下げ合戦と、日本人の外食離れが売上げの伸びを止めたのだろう(ウェンディーズは黒字計上していた)。
それにしても、せっかく日本にあるハンバーガー・チェーンの中ではトップクラスのウェンディーズが撤退してしまうことは惜しい。しかし、今回のウェンディーズの撤退を違う角度から見れば、つまり、日本はウェンディーズさえ維持できないほどに落ちぶれたということではないか?下の記事を見ても、ウェンディーズ・ファンはそれなりにいたみたいだし。
ウェンディーズに「駆け込み客」殺到 人気メニュー売り切れ相次ぐ
年内で日本から撤退するハンバーガーチェーン、ウェンディーズに「駆け込み客」が殺到し、各地で人気メニューが売り切れる異常事態が発生している。主力の「ウェンディーズバーガー」が売り切れる店舗もあり、ウェンディーズを経営するゼンショーも「想像以上の反響。大変ご迷惑おかけしております」と頭を下げている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000004-jct-bus_all
ウェンディーズの本拠地はアメリカで、北米、ニュージーランド、そして東南アジアなどにも展開している。
ビールは本物のビールでなく、第3のビールなどという贋物を飲み、そして、ハンバーガー・チェーンの一つも維持できない日本。世界第2の経済大国がここまでして消費を抑え没落していくというのはどういうことなのだろう?東南アジアでさえ商売できているハンバーガー・チェーンの一つさえ維持できないなんて。
まずはデフレを止めること。これが絶対に必要だろう。