民主党の政策はよくブレるといわれているが、ここまでコロコロ変わると将来像まで見えなくなる。
来年度予算編成に向け、民主党がまとめた重点要望の原案が15日、明らかになった。子ども手当に所得制限を導入するほか▽財政難に直面する自治体支援のため、地方交付税の増額▽肝炎対策としての予算確保--など12項目が挙がっている。16日の党役員会で最終的に決定し、小沢一郎幹事長らが同日、鳩山由紀夫首相に申し入れる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091216-00000001-mai-pol


民主党は来年度予算について、子ども手当てに所得制限を導入することを提言した。

これが11月18日に時点では、藤井財務相が子ども手当ての所得制限導入に言及し、鳩山首相が「所得制限は考えないのが基本線」と火消しに回っていた。

鳩山政権のマニフェスト(政権公約)の最大の目玉である子ども手当をめぐり、藤井裕久財務相は18日の会見で、所得制限の導入について、「論点になりうる」と述べた。社民党などの意見に配慮し、高額所得層を支給対象から外すなど制度の見直しの検討を示唆した。これに対し、鳩山由紀夫首相は同日夕、「所得制限は考えないのが基本線」と語り、藤井発言の“火消し”に回り、重要政策をめぐる政権内の足並みの乱れが浮き彫りになった。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/325999/


それが、12月15日には鳩山首相が所得制限の導入を示唆しつつも、「所得制限を設けないというのが基本理念だ」と繰り返し、その上で「国民の思いがどの辺にあるのかということをしっかりとチェックして政府の対応を決めたい」とどっちにでもブレる可能性に言及。

鳩山由紀夫首相は15日夜、2010年度から支給する予定の子ども手当(1人当たり月2万6000円、10年度は半額)について「国民の世論も所得制限があってしかるべきだという思いが強いと思う」と述べ、所得制限の導入も検討する考えを示した。首相は先月18日に「所得制限を設けないというのが基本理念だ」と表明していた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 一方で、首相は「衆院選マニフェスト(政権公約)では所得制限は付けないという方向で一応決まっている」とも指摘。さらに、「国民の思いがどの辺にあるのかということをしっかりとチェックして政府の対応を決めたい」と話し、慎重に結論を出す考えを強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091216-00000002-jij-pol


そして、今回、子ども手当てに所得制限を設けることを民主党が提言するに至った。

いやあ、全く、閣内での意見がバラバラで、なおかつ首相もどっちつかずだから、政策がブレるぶれる。

もちろん、「子ども手当ては不公平」で述べたとおり、筆者は高所得者にも給付される子ども手当てには反対だが、ここまで「で、この政策は実施されるの?されないの?」という判断ができない政権も困る。子ども手当てに留まらず、経済政策はどうなるのか?基地問題はどうなるのか?国債は増発するのかどうか?についての与党・民主党の政策自体が予測つかないんだから。

にしても、これ、今回の子ども手当てへの所得制限導入は、高所得者への給付は不公平だという世論の批判を受けてというよりも、単に「予算不足だから」というのが本当の理由なんじゃないかと思ってしまうなあ。



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