リーマンショックから一年たった。今になって、政府は補正予算の一部執行停止を決定した。
リーマンショックから一年経つ。なのに、今になってまだ「補正予算凍結」などということをやっている。
補正予算はリーマンショックに始まる世界金融危機に対処するための緊急的な景気対策予算だったはずだ。でも、それが成立したのはようやく今年の5月。そしたら、今度は、凍結という話になっている。
世界的には各国迅速な対応がなされ、出口戦略さえ話し合われる時期に、日本は対策さえ完全実施されず、停止されることが決まった。
一方で、失業率は上昇を続け、歴史的最悪な状態となり、物価指数も下がり続けてデフレ不況である。景気対策を打ち切るどころか、日本は「これから」の状態ではないのか?
補正予算凍結で失業者を増やし、その代わり子供のいる家庭だけには手当てを拡充しますなんていうのは、貧困層の総数を拡大させた上で、貧困層間の格差を拡大政策に過ぎない。結婚も出来ない、ましてや子供なんて産めない、本当の若年貧困層は救われない。
補正、一部執行停止を決定=国家戦略室を設置
政府は18日午前の閣議で、鳩山内閣で早期実現を目指す重点政策の財源を確保するため、2009年度補正予算の一部執行停止を決めた。鳩山由紀夫首相が各閣僚に対し、事業執行の是非を検討して10月2日までに報告するよう指示した。予算の骨格を策定する国家戦略室、財政支出の無駄を排除する行政刷新会議の設置も決めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000064-jij-pol
リーマンショックから一年経つ。なのに、今になってまだ「補正予算凍結」などということをやっている。
補正予算はリーマンショックに始まる世界金融危機に対処するための緊急的な景気対策予算だったはずだ。でも、それが成立したのはようやく今年の5月。そしたら、今度は、凍結という話になっている。
世界的には各国迅速な対応がなされ、出口戦略さえ話し合われる時期に、日本は対策さえ完全実施されず、停止されることが決まった。
一方で、失業率は上昇を続け、歴史的最悪な状態となり、物価指数も下がり続けてデフレ不況である。景気対策を打ち切るどころか、日本は「これから」の状態ではないのか?
補正予算凍結で失業者を増やし、その代わり子供のいる家庭だけには手当てを拡充しますなんていうのは、貧困層の総数を拡大させた上で、貧困層間の格差を拡大政策に過ぎない。結婚も出来ない、ましてや子供なんて産めない、本当の若年貧困層は救われない。