政府は経済成長戦略を発表し、名目3%の成長率を目指すことを盛り込んだ。
100兆円超の需要創造=成長戦略、400万人を新規雇用-政府
政府は30日、臨時閣議を開き、鳩山政権の新たな経済成長戦略「輝きのある日本へ」の骨格となる基本方針を決定した。2020年までに環境、健康、観光の 3分野で100兆円超の需要を創造して400万人以上の新規雇用を創出する目標を提示。基本方針の冒頭で、政治的リーダーシップで新成長戦略を実行する決意を「新需要創造・リーダーシップ宣言」として掲げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091230-00000036-jij-pol


環境、健康、観光の3分野で100兆円超の需要創造という目標は、まあ、いいや。ただ言いたいことを言っているに過ぎない。問題はむしろ、ここ

経済成長率については、年平均で名目3%、物価変動の影響を除く実質で2%以上を実現し、20年度の名目GDP(国内総生産)を現在の1.3倍超の650兆円程度へ高めることを目指す。国民の「幸福度」を表す新たな指標も開発する。 

実質で2%、名目で3%の成長を目指すということは、目標インフレ率は1%。

なんでわざわざ、そんな低い目標を立てるのだろう?そもそも日本の潜在成長率(実質)は年2%あるといわれているから、実質成長率はまともな経済運営さえしていれば2%になる。つまり、阻害的な政策さえとらなければ、放っておいても年率2%で成長するということだ。ちなみに、阻害的な経済運営の最たるものはデフレ。デフレであるかぎり、投資も消費も抑制されるから、この潜在成長率2%は達成されない。つまり、政府がやるべきことは、デフレを取り払い、インフレにするだけでよい。

それなのに、政府がめざすインフレ率は1%。正直、低すぎです。

年率3%(名目)の経済成長で2020年までにGDPを650兆円にすると宣言しているけど、もし、インフレ率2%で名目成長率4%をめざせば、それだけでGDPは750兆円にもなるのに。

どうして、わざわざ低い目標を掲げるかなあ?



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