12月28日から都内の病院に検査入院している藤井財務相に辞任の可能性が出てきた。
健康不安の藤井財務相、進退は医師判断尊重して
藤井裕久財務相(77)(民主、衆院比例南関東ブロック)は5日午前の記者会見で、自らの体調不良による進退問題に関連し、「医師の判断を尊重する」と述べた。周辺には「健康に自信がない。長丁場の国会で迷惑をかけたくない」と漏らしており、医師の診断結果次第では辞任する可能性が出ている。

藤井氏は5日午前の閣議の後、鳩山首相を首相官邸に訪ね、検査入院の経過などを報告した。その後の記者会見で、藤井氏は「(医師に)結論を出してもらう段階にある」と述べ、早ければ週内にも出る医師の判断を尊重して進退を検討する考えを示した。首相への報告は自身の体調の問題だったとし、「首相は黙って聞いていた」と語った。藤井氏は昨年12月28日、2010年度予算編成作業による疲労などを訴えて検査入院したが、同月30日の臨時閣議後には記者会見を行った。藤井氏は「血圧が高くなっているため、静養を兼ねた入院だ」と説明していた。

民主党内には「予算案作りが終わったことで、通常国会を前に辞任するのではないか」という声がある。ただ、藤井氏はいったん政界引退を表明しながら、首相の要請で衆院選に出馬し、財務相に迎えられた経緯があり、首相が強く慰留するという見方も出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100105-00000700-yom-pol


藤井財務相は過労と高血圧のため昨年12月28日から約10日間検査入院しており、今後、医師に判断によっては辞任もありうるとのことだ。

77歳と高齢の藤井財務相には、もう、無理はしていただかず、ゆっくりと静養していただきたい。

問題は次の財務相が誰になるか?の後任人事だ。ここで、経済に疎い人が後任になると日本は終わる。ぜひ、デフレ脱却を第一に掲げる意欲的な人に財務相を務めて欲しい。亀井金融相が財務相を兼務するというのもありだろう。ただ、首相の次に重要人事である財務相の椅子を国民新党に譲るとは考え辛い。また、野田副大臣が暫定的に昇格することも考えられるが、野田副大臣が経済にたいしてどの程度の理解があるのかはあまり知らない。

日本経済にとって一番重要な時期だけに、藤井財務相の後任人事は最適な人物を考える必要がある。

チケット制のオンライン英会話ならPEN