なんともわからない記事なんだけど、つまり、ゴーストライターだったわけですね?
新型インフル本を自主回収=「事実確認が不十分」-講談社
講談社は10日までに、厚生労働省職員が著者の新型インフルエンザに関する書籍について、「事実関係の確認が十分でなく、医学的に不正確」などとして、自主回収を始めた。
同社によると、回収の対象となったのは、現職の医系技官である村重直子氏が著者の「新型インフル禍の真犯人 告発!  死の官僚」で、7日に出版された。
村重氏へのインタビューを同社編集部でまとめたが、タイトルを含めて同氏の本意と異なる内容だったため、9日付で回収を決めたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100110-00000028-jij-soci


厚生労働省の現職医系技官が「著者」とされる「新型インフル禍の真犯人 告発! 死の官僚」が「タイトルも含めて同氏の本意と異なる」ために回収されることとなった。

しかし、本には著書としてクレジットされているのに、タイトルも内容も本意ではないとは、これ如何に?いやあ、壮大な出版界ゴーストライター疑惑としても面白い話だ。

さっそく、この本について書評をネットで検索したのだが、まだ出版されて3日しか経ってないこともあって、見つからなかった。

「著者」の村重直子氏は舛添前厚労大臣の懐刀とも称されるやり手で「村重氏は98年に東大医学部を卒業後、内科医として横須賀米海軍病院、米・べスイスラエル病院、国立がんセンター中央病院と計7年の臨床経験を積んだ後、 05年4月、厚生労働省へ医系技官の課長補佐として入った。医系技官は臨床経験がほとんどなくて当然という中で、日米の臨床現場の実情に通じた極めて異色の人材だ。」(ロハスメディカル)ということだ。

まあ、官僚がこんな騒ぎに巻き込まれると、普通は「出世に響くんじゃないか?」との心配もするものだけど、村重直子氏はそもそもが異色な人らしいので、そんなことは関係なく、やりたい仕事ができそうだ。

しかし、著者が書いてない本って本当に多いんだろうなあと思ってしまいました。全体の何割がゴーストライターによるものなんだろう?そりゃあ、考えてみれば、第一線で活躍してて唯でさえ忙しいはずの人が、本まで書く時間なんてないわなあ、普通。

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