仙谷国家戦略相がまた増税論議を持ち出した。
仙谷戦略相、消費税増税の凍結解除求める
仙谷国家戦略相は13日の閣議後の記者会見で、「消費税だけではなく税制改革、歳入改革を掲げて選挙をしなければ、国民に甚だ失礼だ。今の税収のままなら(財政は)大きな壁にぶちあたる」と述べ、「消費税増税は4年間凍結」とした鳩山政権の方針の見直しが必要だとの認識を表明した。

 仙谷氏は政府が6月までにまとめる「中期財政フレーム」に関し、「消費税を含めた税制改革全般に触れざるを得ない」と強調。さらに、消費税率引き上げを争点に、任期中の衆院解散も検討すべきだと指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100413-00000609-yom-pol

仙谷国家戦略相は財政再建派で財務省の手先。口を開けば増税論議。やれやれである。

このデフレ不況の最中に増税を実施すれば、景気は一段と悪化し、経済は縮小、税収は当初のもくろみとは反対にさらに減少し、財政破綻がさらに近づくということがわかっていない。

日銀はデフレを放置するし、財務省は財政再建が第一の目的で、景気回復や雇用回復を目指している勢力は皆無のようだ。

それにしても仙谷国家戦略相は先日も自分達が作った予算を酷評するし、今度は自分達の政権が掲げた「消費税増税は4年間凍結」という方針にケチをつけているわけで、そんなに自分達自身の政策に不満があるならとっとと辞任すれば良いのに。

それにしても民主党は全く政権の体を成していないなあ。

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