鳩山首相は普天間基地移設問題の5月決着をとうとう断念したのだとか

<普天間移設>政府、5月決着断念へ…徳之島3町長拒否
鳩山由紀夫首相は7日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、鹿児島県・徳之島の伊仙、天城、徳之島の3町長らと首相官邸で初めて会談した。首相は「普天間の機能の一部をお引き受けいただければ、大変ありがたい」と要請。ヘリ部隊移転が困難な場合、訓練移転だけでも受け入れるよう求めたが、3町長は交渉の継続も含めて拒否した。沖縄に続き地元自治体との交渉は暗礁に乗り上げた。政府は「5月末の完全決着」を断念する方針で、代わりに政府の考え方を閣議決定することなどを検討しているが、野党各党は首相の責任追及を強めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100508-00000010-mai-pol


そもそも普天間基地問題は自民党政権時代にアメリカとの話し合いが付いており、とっくに終了したはずの問題だった。それをわざわざ蒸し返して、できもしないことを約束し、アメリカとのまともな話し合いさえできず、勝手に「5月までに決着」とか自分から期限を切っておいて、そしてここへ来て5月決着は断念って・・・・

誰にも邪魔されてないのに、勝手に迷走し、勝手に滅んでいく民主党。もう、見ているのも痛いいたしい。そもそも政治家の約束なんてあてにならないってことは常識だけど、だからと言って、ここまでコロコロ言うことが変わり、なおかつ全然約束を守らないのが現政権って、こんな政権よく選んだな。日本人。

子ども手当は1万3000円以上 民主、満額は見送り
参院選マニフェスト(政権公約)を検討する民主党の国民生活研究会は7日、平成23年度以降の子ども手当について、衆院選マニフェストに掲げた満額支給(月額2万6千円)は見送り、現行の月額1万3千円から増額するにとどめる報告をまとめた。積み増し額は上部機関のマニフェスト企画委員会が検討する。衆院選マニフェストで23年度から上乗せするとしていた月額1万3千円分の財源のうち、積み増しに充てない分は待機児童解消など保育関連の事業費に転用する。

 一方、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与と民法改正による選択的夫婦別姓の導入は、衆院選マニフェストと同様、参院選マニフェストにも明記しないことを決めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100508-00000058-san-pol


さらには、衆院選挙のマニフェストの目玉だったはずの子ども手当。これも実施までに迷走を極めたが、月額2万6千円の満額支給は見送ることにしたそうだ。子ども手当については個人的に反対だから、むしろ撤廃した方がよいとは思うが、政権として約束したことを、これもまた勝手に断念するというのは全く持って無責任な話だ。これだって、別に誰かから反対されたり、妨害されたことが原因ではなくて、なんてことはない「財源不足」が主因なわけで、そもそも財源がないことくらいは最初からわかっていた話だ。

ありもしない財源を「ある」と嘘をつき、そして蓋を開けてみたら、やっぱりなかったものだから、「できません」じゃあ話にならない。そんな、誰が考えてもわかることがわからないような人たちが日本の一番大事な決定権を握ってるんだ。

たいした失敗のなかった麻生政権を「漢字が読めない」だの「カップラーメンの値段を知らない」だの散々叩いて、こんな政権を成立させたマスコミは、どう責任とるんだろうね?

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