昨日はたちあがれ日本が中畑清を擁立するという記事を報告したが、今度は民主党が谷亮子を擁立した。
「地球を覆うほどの愛で」谷亮子氏が参院出馬、現役続行も表明

柔道女子の五輪金メダリストの谷亮子氏(34)は10日、民主党本部で小沢一郎同党幹事長と記者会見し、夏の参院選比例代表に立候補する意向を正式に表明した。

谷氏は「小沢先生には長きにわたって応援していただいている。3月に入って、小沢先生から今度の参院選挙に立候補して国政に携わってみてはといわれ、4月下旬に『やってみよう』という決断をした」と出馬にいたった経緯を説明。「小沢先生の強いリーダーシップのもとで頑張っていきたい」とも述べ、小沢氏との太いパイプを強調した。

政策については「スポーツ振興であったり、スポーツの環境を整えたりすることに携わりたい。子育てしながらいろいろなことにチャレンジしているが、国民の皆様、誰もが望む国づくりをしたい」と抱負を述べた。

また、前回の北京五輪で銅メダルに終わった柔道についても、現役を続行することを表明。「ロンドン五輪で金メダルを狙います」と語ったうえで「地球を覆うほどの愛で頑張りたい」と政治、柔道への両立を強調した。谷氏によると、所属していたトヨタ自動車は3月31日付で退社したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100510-00000587-san-pol
(産経新聞 2010年5月10日)


全く、どの党もタレント擁立しとけば票が入るだろうという考え方が浅ましい。国民をなめてるとしか思えない。ただ、そのなめられてる国民も国民だ。なにしろ、それで実際に票が入ってしまうんだから。

昨日は中畑清が野球選手としては立派かもしれないが、それと政治は全然関係がないということを書いたが、もちろん、谷亮子だって柔道選手としては立派かもしれないが、それと政治は別だ。

4月26日に松野明美さんが熊本市議選挙に当選したが、あれは立派だった。松野さんの場合は具体的な障害者の問題に取り組むために、地域に根付いた市議会から取り組もうとしている。それに対して中畑清、谷亮子、そして桂きん枝も、そうした具体的なものがあるわけでもなく、いきなり国政に携わろうだなんて。

本当、国民をなめている政党と、にもかかわらずそれらの候補(政党)へ投票する国民。

これが日本国の民度ってもんなのかねえ?

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