日銀が30日発表したレポートによると、2012年3月まではデフレが続くとの事だ。

いや、何を言っているんだろう、日銀は?ちょっと眩暈がしそうになった。

物価をコントロールしているのは何を隠そう日銀だ。つまり、デフレにするもインフレにするも、日銀の胸先三寸。日銀がどのような金融政策を実施するかにかかっている。にもかかわらず、2012年までデフレが続くという予測ってどういうこと?

市場に貨幣を供給するのは日銀、これを政府が財政政策で使えば、まんまとインフレが起こる。これが普通の国が行ってきた経済刺激策なんであって、そのために政府と日銀は存在する。それを他人事のように「2012年まではデフレがつづく」っていうのは、完全なる責任放棄じゃないかと思うんだが、どうなんだろう。

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