金正日の追悼行事では北朝鮮国民がそろって涙を流すシーンが報道されたが、その裏側にはやはりというべきか、理由があったようだ。

金正日哀悼行事で涙を見せなかった住民に強力な処罰

北朝鮮が金正日(キム・ジョンイル)総書記の哀悼行事不参加者に強力な処罰を断行するなど住民たちの引き締めを進めている。涙を流さなかった人たちも処罰対象だ。「哀悼期間中に組織的な集会に参加しなかったり、参加しても顔色をうかがいながら涙を見せなかった人たちに最低6カ月の労働鍛練隊処罰が下されている」と伝えた。3代世襲を非難するような噂を広めた人は教化刑に処したり、家族追放や政治犯収容所への監禁などの処罰を受けるという。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120111-00000024-cnippou-kr


報道によると、金正日の追悼行事に参加しなかった、もしくは参加しなくても涙を見せなかった国民は強制労働の対象とされたという。つまり、あの涙は強制された涙だったということだろう。

また、仮に、この報道が捏造であったと仮定しても、この記事を読んだときにそれを真実だと思えてしまうくらいのリアリティーがあることが北朝鮮の体制の問題を表している。

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