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日銀

日銀はデフレを止める気がない?


日銀が30日発表したレポートによると、2012年3月まではデフレが続くとの事だ。

いや、何を言っているんだろう、日銀は?ちょっと眩暈がしそうになった。

物価をコントロールしているのは何を隠そう日銀だ。つまり、デフレにするもインフレにするも、日銀の胸先三寸。日銀がどのような金融政策を実施するかにかかっている。にもかかわらず、2012年までデフレが続くという予測ってどういうこと?

市場に貨幣を供給するのは日銀、これを政府が財政政策で使えば、まんまとインフレが起こる。これが普通の国が行ってきた経済刺激策なんであって、そのために政府と日銀は存在する。それを他人事のように「2012年まではデフレがつづく」っていうのは、完全なる責任放棄じゃないかと思うんだが、どうなんだろう。

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亀井静香大臣活躍中

就任以来、亀井静香金融相(国民新党)が飛ばしに飛ばしている。

就任早々、金融モラトリアム法案を提唱し、金融界に激震を走らせたかと思ったら

亀井流劇薬 「中小向け返済猶予」法案、反発よそに成立構え

金融界が「亀井ショック」に揺れている。郵政改革・金融相に就いた国民新党の亀井静香代表が、中小企業向け融資や個人向け住宅ローンの返済を一時猶予する「モラトリアム法案」を今秋の臨時国会に提出し、早期成立を目指す考えを打ち上げたためだ。銀行への猶予の強制が法制上可能かという問題に加え、不良債権の増大やモラルハザードなど副作用を指摘する声もあるが、銀行への不信感を募らせる亀井氏の勢いはとまりそうにない。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/303303/


いきなり、政界再編についての発言が飛び出し

亀井金融相、将来的には民主・自民の合併も

国民新党の亀井静香郵政改革・金融相は5日、都内で講演し、「自民党で市場原理主義を唱えていた人はほとんどいなくなった。考え方に変わりはなく、1つの巨大政党の形になっていく可能性もある」と述べ、将来的に民主、自民両党の合併もあり得るとの見方を示した。
 ただ、時期については「ちょっと時間がかかる」と述べ、来年夏の参院選以降になるとの見通しを示した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/309339/


そして、国民新党としての本分、郵政省民営化の見直しについてはいうまでもなく、本気である。

亀井担当相、日本郵政経営陣に退任促す

亀井静香金融・郵政改革担当相は3日、民放の番組出演後、記者団に対し、日本郵政の西川善文社長ら現経営陣について、「郵政民営化の根底がなくなる。1カ月以内で出処進退についてご判断いただく」などと述べ、郵政事業見直しの関連法案を提出する臨時国会までの自主的な退任を促した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/308583/



もう、毎日、毎日、民主党・鳩山首相以上の注目発言の目白押しで、この迫力は凄い。

但し、とんでも発言ばかりを繰り返しているわけではなく、マスコミが注目しないような問題点にも鋭く切り込んでいる。それがこれ

亀井氏「日銀は寝言言うな」 出口戦略は時期尚早?

日銀が金融危機対応策として実施してきた、企業発行のコマーシャルペーパー(CP)と社債を市場から買い取る措置を年末で打ち切る検討に入ったと報じられていることについて、亀井静香金融担当相は6日、「日銀は寝言みたいなことを言う」と批判し、「景気が回復過程に入っているとは思わない」として、緊急時の措置を通常に戻す「出口戦略」は時期尚早との見方を示した。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/309556/


日銀がCP買取を今年一杯で中止するとのニュースについて、鋭く「日銀は寝言を言うな」と批判した。実はこれ、大問題なのである。そもそもが、日銀によるCP買取は緊急の特別措置として実施されたものの、買取基準が「満期一年未満で、シングルA格以上」の社債のみだった。満期一年、シングルA格ならとても安全な社債だから、日銀が買い取らなくても買い手はつくのだ。それを日銀は「景気の回復により、札割れするようになったから」買取措置を中止するといった。

確かに、一時期のようなパニック状態は治まったが、決して景気回復などしていない。本来日銀がやるべきだったことは、みなが引き受けたがらないようなBBB格以下のリスクのある社債でも買い取るよとシグナルを発することではなかったか?そして、それを実際に行い、市場へマネーを供給し、インフレ基調にまで持っていくこと。そこまでできて、やっと「日銀は仕事をした」と言えるのだ。

そうした意味で亀井氏の「日銀は寝言を言うな」は言い得て妙である。




日銀は景気判断を上方修正したものの

日銀が景気判断を上方修正した。
<日銀決定会合>景気判断を上方修正 金利は据え置き

日銀は17日、金融政策決定会合を開き、景気の現状判断を「持ち直しに転じつつある」として、従来の「下げ止まっている」から上方修正した。輸出と生産の持ち直しが続いていることを踏まえたもので、上方修正は2カ月ぶり。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000056-mai-bus_all

日銀が景気判断を上昇修正し、政策金利(無担保コール翌日物)は年0.1%で据え置くと決めた。

これまで景気は大底にあったわけだから、そこからいつかは上向くのは当たり前だろう。以前のレベルにまで回復するまでは、本当に回復したとは言わない。その上、今の日本は、長らく潜在生産力のずっと下で稼動した状態が続いている。昨年のリーマンショック以前の状態でさえ、潜在生産力よりも下だ。正常な稼動レベルにまで回復させるには時間がかかる。

しかし、それ以上に問題なのは、日銀が、日本経済を正常な稼動レベル(失業率3%以下)にまで回復させるつもりがあるかどうかだ。なにしろ、日銀はこれまで、景気が上向き、物価がマイナスからプラスへ戻ると政策金利を上げて、また景気を悪化させるということを繰り返してきた。今回も利上げを早まると、また同じ過ちの繰り返しとなる。

本来ここは、政府が日銀に対して「インフレ率3%になるまであらゆる努力をするように」と言うべきである。でも、今の政府にも、日銀にも、そんなつもりはないだろうから、また、一定程度景気が回復軌道に乗ると、そこで利上げを行って、景気回復を台無しにしてしまうのではなかと心配だ。



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