今年は年末にかけて株価が回復。
大納会の東京株終値、91円安の1万0546円44銭
今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比91円62銭安の1万0546円44銭だった。為替相場が円安に振れたことなどを背景に一時は年初来高値を約4カ月ぶりに更新したが、利益確定売りの動きもあり、売り買いが交錯した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091230-00000524-san-bus_all


大納会の終値は1万0546円で引けた。

今年は昨年からのリーマン・ショックの影響で3月に7054円という安値をつけた後、徐々に回復し、8月には10639円まで戻していたものの、9月の民主党政権成立から下り坂、11月には9081円まで下落していた。

それが、政府によるデフレ宣言と日銀による「量的緩和のような」政策発表により好転。年末にかけてなんとか1万円台を奪還したわけだ。

東京証券取引所

東京証券取引所 photo by Stéfan


それそもはず

日銀の当座貯金残高が20兆円にまで拡大している。

当預残高が20兆超えへ=年末の資金供給強化-日銀
日銀の当座預金残高が、30日時点で20兆2900億円となり、今年3月末以来9カ月ぶりに20兆円の大台を超える見通しとなった。日銀は1日に追加金融緩和策として年0.1%の固定金利で資金供給する新型オペレーション(公開市場操作)を導入するなど、「広い意味での量的緩和」(白川方明総裁)を進めており、大幅な資金積み増しで年末の資金需要に備える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000114-jij-bus_all


日銀当座貯金残高とは、日銀から市中銀行への資金の供給量を示すもので、いわゆるマネー・ベース、マネーサプライに相当する。これが増加すると、市中にマネーが溢れ、減少すると、マネー量の減少する。だから、日銀当座貯金残高が増えれば、それだけ資金が株式市場へ回ってもおかしくない。

ちなみに、日銀当座貯金残高は2001年には5兆円規模だったものが、その後の量的緩和政策により2003年から5年の間には30兆円に拡大していた。この時期はちょうど株価の上昇を伴った日本経済の回復期と一致している。それが2006年の量的緩和解除・金利引き上げにより2007年には5兆円規模へと縮小していた。

それがここへ来て、昨年のリーマンショックへの対応から、やっと20兆円まで拡大したものだ。

つまり、今回の株価上昇は日銀の当座貯金残高の増加に対応したものだと言えそうだ。

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