この期に及んで国債発行額「44兆円以内」の方針を政府・民主党が示している。

国債発行「約44兆円以内」=政府・与党が大筋合意-予算基本方針

政府・与党は14日、2010年度予算編成の基本方針策定をめぐる協議で、国債発行額に関し、「約44兆円以内に抑えることを目指し、最大限の取り組みを行う」などの表現を盛り込む方向で大筋合意した。景気認識などについてさらに調整した上で、15日に閣議決定する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000107-jij-pol 


すでに伝えられている通り、来年度の概算請求額は95兆円を超える一方、税収は37兆円程度に落ち込むことが予想されている。その差額58兆円である。

にもかかわらず、政府・民主党は国債発行額を44兆円に維持する方針を示した。では、58-44=14兆円はどうするのか?

まさかここで、増税を行えば、日本経済は一発で終わる。

かといって、事業仕分けまでしてやっと6000億円だけしか削れなかった予算額を、ここからさらに14兆円も削ろうと言うわけでもあるまい。

政府・民主党が考えている経済政策、財政等についての先行きが未だに見えてこない。経済にとっては、政府の考えがわからないということ自体がすでに大きなマイナスなのだが・・・・・

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