南極海で、日本の調査捕鯨船と米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SS)」の超高速抗議船「アディ・ギル(Ady Gil)」号が衝突した問題で、日本側と米環境保護団体側の主張が食い違い、各国政府も抗議・調査などの行動を開始、国際問題にさえ発展しそうな様相を見せてきた。

【シドニー時事】米反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の妨害船「アディ・ギル号」が南極海で日本の調査船と衝突し大破した出来事により、オーストラリアで反捕鯨世論が一段と強まる恐れが指摘されている。豪州ではSS寄りの報道が目立つ中、豪政府は7日、衝突状況などについて調査する方針を明らかにした。
全国紙のオーストラリアンは、豪海軍の保護を求めているというSSの主張を中心に報道。シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、東京発の記事で日本側の説明も掲載し中立的な扱いだが、大衆紙のデーリー・テレグラフは「戦争だ」とあおった。豪野党などからは、状況監視のため政府の船を派遣すべきだとの声も上がっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100107-00000093-jij-int

シー・シェパードと日本船 衝突の瞬間(動画)」では日本船から撮影された動画を掲載したが、今回は、逆にシーシェパードの側から撮影された動画を掲載する。

シーシェパードと日本船 衝突の瞬間(シーシェパード撮影)


それにしても、シーシェパードは「日本船は救助さえしなかった」とも主張していたが、そもそもシーシェパードの母船がすぐ近くにいて、ビデオ撮影さえしてるじゃん。

あと、この動画がアップされているYoutubeでは日本人に対して「Jap」「Jap」と侮蔑表現を用いた書き込みで溢れ、この問題の背景に日本人へ対する強い差別感情があることが伺える。

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