シーシェパードの日本船との衝突動画は日本側のものを「シー・シェパードと日本船 衝突の瞬間(動画)」、シーシェパード側のものを「シー・シェパードと捕鯨船 衝突の瞬間動画」に掲載した。
さて、今日は芸能人がシーシェパードを支援している件についてだが、以下のような著名人がシーシェパードを支援しているとのことだ。
シーシェパード支援者リスト(芸能人)
ショーン・ペン(Sean Penn)俳優・映画監督
ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)女優
マーティン・シーン(Martin Sheen)俳優
ピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)俳優
ダリル・ハンナ(Darryl Hannah)女優
リチャード・ディーン・アンダーソン(Richard Dean Anderson)俳優
ミック・ジャガー(Mick Jagger)ローリング・ストーンズ・歌手
アンソニー・キーディス(Anthony Kiedis)レッド・ホット・チリ・ペッパーズ・歌手
ケリー・スレーター(Kelly Slater)プロサーファー
クリスチャン・ベイル(Christian Bale)俳優
エドワード・ノートン(Edward Norton)俳優
ボブ・バーカー(Bob Barker)テレビ司会者
アディ・ギル(Ady Gil)ハリウッド・実業家
なぜこれらの芸能人がシーシェパードを支援するかというと、芸能人とシーシェパードそれぞれの利害関係の一致があるからだと考える。さらには、芸能人だけでなく、外国政府とシーシェパードの間にも利害関係の一致がある。
外国政府の利益:反日カードが増える
芸能人の利益:名前が売れて、環境派とのイメージがつく
シーシェパードの利益:知名度が上がることで資金がどんどん集まる
外国政府にとってはどんなものであれ、反日カードが増えることはメリットだ。あらゆる外交交渉の舞台で、いつでも反日カードの一つとして切れるようになる。次に、芸能人にとっては、名前が売れて、環境派とのイメージがつくことは、そもそもがイメージ商売の芸能人にとって都合が良い。そしてシーシェパードにしてみれば、それでシーシェパードの知名度が上がり、どんどん資金が集まるのだから、これは良い商売だ。1億8000万円もするボートをポンと購入できるし、それが壊れたら簡単に放棄できるほどの資金力がある。今回の日本船との衝突で、シーシェパードには失ったボートよりもずっと大きな資金が流れ込むことになるだろう。
つまり問題は「捕鯨」とか「反捕鯨」とかいう次元の話ではなく、あくまでも政治家・芸能人、そしてシーシェパードの結託したそれぞれの利益追求に過ぎないのだ。そして、彼らの上げる利益の源泉は日本人民が支払っていることになる。なぜなら、政治舞台で不利な立場に追い込まれ、反環境保護的との悪いレッテルを貼られ、なおかつ捕鯨活動を妨害されているのだから。
というのが、シーシェパードの反捕鯨活動に関する大きな図式なのではないかと思うのだ。