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オーストラリアでコアラが急減

オーストラリアでコアラの数が急減している

コアラの数が急減、30年で絶滅の恐れも=豪研究者

[キャンベラ 10日 ロイター] オーストラリア・コアラ基金の研究チームは10日、山林開発や山火事、地球温暖化の影響でコアラの生息数が急速に減少しており、向こう30年で絶滅する恐れもあると警告した。
 同基金によると、オーストラリア大陸の現在のコアラの生息数は4万3000─8万頭。10万頭以上とされていた過去の推計を大幅に下回っている。
 コアラ基金の代表を務めるデボラ・タバート氏は「コアラはあらゆる場所で数が減っている。木を切り続けていけば、コアラはいなくなってしまう」と述べた。
 同基金はオーストラリア政府に対し、コアラを絶滅危惧(きぐ)種に指定するよう求めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091110-00000830-reu-int


記事によれば、オーストラリアでは山林開発や山火事の影響でコアラの生息数が急速に減少しているため、絶滅危惧種に指定するよう求める人たちもいるという。これは大変だ。コアラの保護は急務である。

さて、一方、同じオーストラリアの2002年の記事。

2002年8月 「不妊手術・移送」作戦を継続=増え過ぎたコアラ対策

 南オーストラリア州政府は、豪大陸の約15キロ沖合のカンガルー島で増え過ぎた野生コアラに不妊手術を施し、豪大陸本土に移送する費用として、このほど発表した2002年度予算に前年度と同額の20万豪ドル(約1400万円)を計上した。
 野生カンガルーを年間30万頭処分する豪州では、増え過ぎた動物の駆除に対する抵抗感は少なく、同島のコアラについても、環境保護派は「生態系が破壊される」として銃殺を主張。州民にも支持者は多い。しかし、日本など外国人観光客の誘致に熱心で、イメージ悪化を恐れる観光業界の反対に遭い、州政府は今回もコアラ駆除に踏み切れなかった。(時事通信)


どうやら、オーストラリアは当時、コアラの駆除を考えていたようだ。増えすぎたから駆除とか、絶滅しそうだから保護とか、ほんの数年で変わってしまうところが恐ろしい。っていうか、全然コアラを大事にしてないじゃん、オーストラリア。あきれるわ。



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日本政府は救援隊を派遣すべきなんじゃないのか?


ほんのこの1週間のうちに、フィリピンの台風16号、サモアの地震・津波、そしてスマトラ島沖地震と立て続けにアジア・太平洋地域で甚大災害が発生している。

なのに、これらの災害について日本政府が積極的に支援したという話は聞かない。確かに、日本政府は援助物資を2000万円ほど提供しているから、何もしていないわけではなく、立派なことなのだが、あまりにも大きな被害に対して2000万円の援助物資(国民1人20銭)というのは、どうしても小さく見えてしまうのが正直なところだ。

鳩山首相は9月3日、新党日本党首田中康夫氏との会見で以下のようなやりとりをしている

民主党の鳩山由紀夫代表は3日午後、党本部で新党日本の田中康夫代表と会談し、新政権で取り組む課題について意見交換した。田中氏は、自衛隊を改組し、救助活動や医療支援を行う「サンダーバード隊」の創設など、先の衆院選で掲げた政策を説明。鳩山氏は「いいアイデアが浮かんだ。サンダーバード隊のようなものを国連演説に入れたい」と答えた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090903-00000088-jij-pol


鳩山民主党政権は、こういうときこそ、日本は世界に先駆けて救援部隊を派遣したり、大規模な救援物資を送るなどした支援を行うべきではないだろうか?サンダーバード隊を良いアイディアだとまで言ったのだから。そのほうが戦場へ自衛隊を送るよりも、ずっと感謝されると思うし、そうした日本の姿勢が示されれば、日本は軍事分野での国際貢献などではなく、災害分野、人道分野で国際貢献をしようとしている国だということが示されると思うのだが。



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