柳田法相が辞任した。何が原因かと言えば、自分の選挙区(広島)での講演会で「法相はいい。『個別の事案については答えを差し控える』、『法と証拠に基づいて適切にやっている』。この二つを覚えておけばいい」と発言したことが、国会を軽視していると問題とされたことだ。
問題発言ひとつであっさりやめたなあ、という印象を持つ。
正直、政府の中で今すぐやめるべき人物は他にいる。白川日銀総裁だ。
日銀は金融政策という、日本経済を回復させるための最重要な政策を任されておきながら、この20年間何も有効な手を打たずにいる。白川総裁も就任以来 Too small too lateを字で行くようなことしかしていない。その間に、どれほどの損失を日本経済に与えたことか・・・・
しかし、今現在は日銀法により総裁の罷免権を国会は持っていない(任命権は持つ)。そのため、日銀がどれほど日本経済に対して損失を与えても、これを追求できる方法がない。だからこそ、日銀法を改正し、日銀に目標達成義務を持たせると共に、国会は日銀総裁の罷免権を持つべきだろう。
日銀が独立性を持ってから、何一つ良いことがないのだから。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101122-00000790-yom-pol