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藤井財務相

藤井財務相辞任 海外の反応

藤井財務相の辞任について海外の反応が注目されている。
為替政策の行方に関心=藤井財務相の辞意表明で-米市場

藤井裕久財務相の辞任が5日夜固まったが、米金融市場では円相場が引き続き1ドル=92円近辺で推移するなど、大きな動揺は見られない。辞任の理由が政策面での対立ではなく健康不安であるためで、財務相が代わっても、内需主導の景気回復の方針は堅持されると期待する向きが多い。

海外での知名度が比較的低く、政策運営の経験も少ない閣僚が多い鳩山政権の中で、藤井氏は米市場でも知られている数少ない閣僚の一人。世界経済が低迷する中、あえて為替介入を控え円高を容認し、内需主導の経済成長を推進したことから、「自国の利害だけに固執せず、世界全体を考えて政策運営を行った」(米金融大手シティグループのエコノミスト、リサ・フィンストロム氏)と市場でも評価が高かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100106-00000011-jij-int


今のところは海外では目だった動揺は見られないようだ。まあ、日本でさえ財務相が入院中だというのに、連日株価が上げ続けていたのだから、ここでいきなり株価下落なんてことがなければ良いのだが。

それよりもこの記事についてひとつだけコメントしておきたい。

世界経済が低迷する中、あえて為替介入を控え円高を容認し、内需主導の経済成長を推進したことから、「自国の利害だけに固執せず、世界全体を考えて政策運営を行った」(米金融大手シティグループのエコノミスト、リサ・フィンストロム氏)と市場でも評価が高い。

Σ('◇'*)エェッ!?

これ、ものすごい皮肉だな。

「円高で内需拡大」という藤井財務相の持論に対して「自国の利害だけに固執せず、世界全体を考えて政策運営を行った」(`□´)コラッ!

つまり、円高で内需拡大は日本経済にとってはマイナスということがちゃんと海外の専門家にはわかっていたわけだε=ε=(;´Д`)

それが理由で「市場で評価が高い」ってどういうこと(TДT)

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藤井財務相辞任か?健康問題で

12月28日から都内の病院に検査入院している藤井財務相に辞任の可能性が出てきた。
健康不安の藤井財務相、進退は医師判断尊重して
藤井裕久財務相(77)(民主、衆院比例南関東ブロック)は5日午前の記者会見で、自らの体調不良による進退問題に関連し、「医師の判断を尊重する」と述べた。周辺には「健康に自信がない。長丁場の国会で迷惑をかけたくない」と漏らしており、医師の診断結果次第では辞任する可能性が出ている。

藤井氏は5日午前の閣議の後、鳩山首相を首相官邸に訪ね、検査入院の経過などを報告した。その後の記者会見で、藤井氏は「(医師に)結論を出してもらう段階にある」と述べ、早ければ週内にも出る医師の判断を尊重して進退を検討する考えを示した。首相への報告は自身の体調の問題だったとし、「首相は黙って聞いていた」と語った。藤井氏は昨年12月28日、2010年度予算編成作業による疲労などを訴えて検査入院したが、同月30日の臨時閣議後には記者会見を行った。藤井氏は「血圧が高くなっているため、静養を兼ねた入院だ」と説明していた。

民主党内には「予算案作りが終わったことで、通常国会を前に辞任するのではないか」という声がある。ただ、藤井氏はいったん政界引退を表明しながら、首相の要請で衆院選に出馬し、財務相に迎えられた経緯があり、首相が強く慰留するという見方も出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100105-00000700-yom-pol


藤井財務相は過労と高血圧のため昨年12月28日から約10日間検査入院しており、今後、医師に判断によっては辞任もありうるとのことだ。

77歳と高齢の藤井財務相には、もう、無理はしていただかず、ゆっくりと静養していただきたい。

問題は次の財務相が誰になるか?の後任人事だ。ここで、経済に疎い人が後任になると日本は終わる。ぜひ、デフレ脱却を第一に掲げる意欲的な人に財務相を務めて欲しい。亀井金融相が財務相を兼務するというのもありだろう。ただ、首相の次に重要人事である財務相の椅子を国民新党に譲るとは考え辛い。また、野田副大臣が暫定的に昇格することも考えられるが、野田副大臣が経済にたいしてどの程度の理解があるのかはあまり知らない。

日本経済にとって一番重要な時期だけに、藤井財務相の後任人事は最適な人物を考える必要がある。



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